さて、前回の話には、実は続きがあります。
もう一度、渋谷のガールズバーへいってきた。件のガールズバーへ2回目の訪問した際は、友人と2人だったため、スケベまで持っていける可能性はゼロ。長居する意味はないとわかっていました。
なので「約束を守るために顔だけ出しに来た」というテイで、絶対にワンセットで出ると決めていたのです。
幸い、酔った勢いで延長してしまうような愚行はせず、深夜3時くらいにはお店を出ることができました。
その後、始発までどうするかと話しながら歩いていると、まぁガールズバーの客引きの子が多いこと多いこと。何人ものキャッチの女の子が外で立ちんぼしているわけです。
で、可愛い子がいたらとりあえず「え…!かわいい…!」と声をかけていきました。例の「幸せを振りまくナンパ」ですね。
当然向こうは食いついて来て、「お兄さん一杯どうですか?」と声をかけて来ます。そこで社会勉強がてら料金システムを聞きながら、コスパの良さそうなお店があったら入ろうかくらいの心持ちで、他のお店の情報を仕入れていきました。
3〜4軒ほど話を聞いてみたところ、渋谷はだいたいどこも同じ料金システムで、1セット40分程度が3,000円〜4,000円くらい。男性は飲み放題だけど、女の子に飲ませる場合は1杯1,000〜2,000円。指名する場合は1,000〜2,000円ほどかかります。
どこも料金体系が変わらなかったので、めちゃめちゃタイプの子がいれば行こっかな〜くらいのテンションでブラブラ歩いていると、出会ってしまったのです。
恐ろしいほどに私のタイプど真ん中の、超絶可愛い女の子に……!
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超絶タイプの女の子に出会う
ルックスでいうと乃木坂46の山下美月さんと遠藤さくらさんを足した感じで、とにかく可愛くて超タイプの女の子に遭遇……!(目元と輪郭が山下さん、口元が遠藤さんなイメージです)
雰囲気もツボで、シュールというか落ち着いているというか冷めているというか、客引きなのに全然がっついて来ず、我々をお店に呼び込もうなんてやる気は一切感じられないんですね笑
だからこそ下心や打算なく素で話をしてくれている感じがあって、この子とお酒飲みながら話してみたいな〜と引き込まれてしまいました。
最初はその子1人と話していたのですが、まだ入店3日目の新人さんだったようで、近くにいた先輩の女の子(この子は乃木坂46でいうと伊藤理々杏さん)がフォローに入り、料金説明をしてくれました。
交渉した結果、なんと1時間4,000円で男は飲み放題、女の子のドリンクも1杯ずつ無料という神待遇を用意してくれたので、これは行くっきゃないということですんなりついて行くことに。
わしとしては一目惚れした新人の女の子とがっつり話したかったのですが、先輩の女の子のほうが小慣れてるため、まぁーよくしゃべる笑 しかも一度話し出したらなかなか止まらないわけです。
一時間しかないのにその子が間を空けずにしゃべり続けるから、新人ちゃんと会話して距離を縮めるのは諦めざるを得ませんでした。
また途中からトランプを使ったゲームを提案されたのですが、それが聞いたことがないやつでルールがちょっと難しかったので、その説明と理解までにまたもや無駄な時間がとられるという笑
お話をして距離を縮めないとプライベートで会える関係には絶対になれないので、トランプで時間潰されたくなかったんですが、説明途中に「そのゲームいいよ、やめようよ」なんて言うわけにもいかず、ただただ乗っかるしかありませんでした。
そういうゲームはある程度仲良くなって、話すことがなくなった常連さんとかに提案するのが上手い接客だと思います。初見のお客さんは女の子と会話がしたいのですから。
まぁ女の子が負けたらテキーラ(男性分は無料)という罰ゲームも付けてくれたので、なんやかんや楽しめたんですが笑
キャバクラノウハウを実践できず、敗色濃厚に…
そうこうしているうちに、意中の子とはほとんど話せないまま、あっという間に時間になってしまいました。ここで延長しても意味がないので、これはもう一回この子指名で来るしかないなぁ……と思い、LINEを交換して「また来るねー」と口約束だけして退店しました。
そう、このお店でも前回と同じ失敗をしてしまい、「もう一回 “だけ” 来るね」ではなく「また来るね」と言ってしまったのです。。
わずかな違いなんですが、経験上、この一言が大きい。何の理由もなく「また来る」人は常連になり得ると思われやすく、その後プライベートな関係に発展させづらいからです。
あくまで「(ガールズバーとか普段来ないし、今回もノリで来ただけだから通う可能性はなく、もう来るつもりもなかったんだけど、○○という理由で)もう一回だけ来るね」というスタンスでいかないと、最短で成果に結びつけることはできないのです。
その後、女の子からお礼の連絡と「また来てください」的な営業のLINEが来まして、ここまではまぁ予想通り。
しかし「もう一回だけ」という一言を伝えていなかったため、次の一手に困りました。
「また行くね」と普通に約束しまうとただの「良いお客さん」にしかならず、何度も通う羽目になる可能性が高いです。しかし、かといって無視しても意味はない。
キャバクラで学んだノウハウを実践できなかったことで、次のコマをどのように進めるべきかわからなくなってしまったのです。
結局「また行くときがあったら連絡するねー」くらいの曖昧で軽い感じで返し、相手の反応をみることにしました。
すると「ありがとうございます! 11月のシフトが確定したら、いち早くお伝えします! ちなみに今月30日いるので、もしお暇でしたら来てください」みたいな感じで来まして。
いや「30日って明日じゃん笑」ってことで、あまりにも遠慮なく営業をかけられたことで「がっつり常連化狙われとるやん……」と一気に冷静になりました。
なので「そんなにすぐに行けないよー! ○○ちゃんがうちらのこと忘れたくらいのタイミングでいきます笑」のように、常連客になることはありえないから営業をかけてもムダであることが伝わるように返しました。
でもね、そしたら彼女、
「初めて連絡先交換した方なので多分忘れないです!」
とか言ってくるんですよ。
もうなんなのこの満点回答。。
入店3日目の新人だというのに。。
末恐ろしい子……!!!
お店の女の子にガチ恋してしまう…
というわけで、これによってわし、ものの見事にノックダウン。一気に心を奪われて、ふつうに好きになってしまったんですね(笑)
これは危ない傾向です。お店の女の子にガチ恋してしまうと、こっちが主導権を握りたいと思っていても、心の乱れによってうまくいかず、常に相手に翻弄されてコストばかり肥大化してしまうからです。
実際その後、ハロウィン当日に(LINEのやりとりをしていたこともあって)深夜2時頃に呼び出され、行くことになりまして(笑)