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「聞き役に徹する」だけじゃダメ!女性から悩み相談されたときの正しい対処法!

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前回に引き続き、今回も「女子とのデート、こんなときどうしたらいいの!?」シリーズをお送りします。

今回のテーマは「女性から悩み相談された時の対処法」について。

よく言われるのは「女性は話を聞いて欲しいだけでアドバイスを求めているわけではないから、聞き役に徹するべし」とか「変に反論せず、肯定してあげるべし」というものです。

これは割と「正しい」と言える機会が多いため、汎用性の高いテクニックと言えます。

しかしなぜ「そう言えるのか?」という論理を理解せずに、テクニックだけを妄信、あるいは拡大解釈して、女性から悩み相談されたらバカの一つ覚えみたいに聞き役に徹するだけでは、本当の意味で相手の心をつかむことはできません。

以前「しゃべくり007」の企画で、吉高由里子さんが「聞き役に徹してくれる人」や「とにかく肯定してくれる人」よりも、「悩みの解決につながる具体的なアドバイスをくれる人」のほうが響いたと回答していたように、アドバイスがもらえた方がいいと考える人もいるのです。

相手が求めていることを理解して、相手に合わせた懐の広い対応ができるかどうか重要です。

では、どのように相手のニーズを見極めればいいのでしょうか。

それは「愚痴」か?「相談」か? 

わかりやすい判断基準は、それが「愚痴」なのか「相談」なのかという点です。 

愚痴、つまり「答えを探して悩んでる」というよりは、ストレスの原因を言葉にして吐き出し、発散したいだけなのであれば、基本的に聞き役に徹すればOKです。

「特定の個人・組織に対する不満や文句を言いつつも、改善策の検討など建設的な話が出てこない(する気がない)」場合は、愚痴とみなして問題ないでしょう。

軽い愚痴(尺が数分から10数分程度と短いレベル)なら、あまり気にせず「たまには愚痴りたくなる日もあるよな」と温かい目で見ながら聞き役に徹してあげるのが無難です。

ここで余計なアドバイスをしても響きませんし、むしろ逆効果になることもあるからです。

「んだよめんどくせぇな、そんなことお前に言われなくたってわかってんだよ…ちょっと吐き出してスッキリしたいだけなんだから愚痴らせろよ、器ちっちぇえヤツだな)」という具合です。

愚痴が数十分から数時間、あるいは会うたびに口をついて出てくるような相手であれば、「少しずつ距離を置いて離れていく」を選べばいいですが、相手が大切な人なら、愚痴を言わなくなるようにそれとなく誘導してあげられるとよいでしょう。

ただし、愚痴を言うことが習慣になった相手に上から目線で説教しても響きませんので、めんどくさいけど「自然と愚痴を言わなくなるように誘導してあげる」ことが必要です。

女子からの「相談」2つのパターン

一方、「相談」の場合はざっくり2つのパターンに分けられます。(見出しは「女子からの」としましたが、実際は男女問わずかもしれません)

1つは「自分の中で既に答えが出ている問題についての相談」、もう1つは「相手に答えやアドバイスを求める相談」です。 

前者は「自分の結論を正しいと認めて欲しい(自信を与えて欲しい)」というのが本音のことが多いので、基本的にアドバイスは必要なく、相手の考えを肯定してあげるとよいでしょう。

ただ、もし相手の結論が間違っていると感じ、どうしても指摘したい場合は、質問をしながら相手の考えについて「確認」をしましょう。

間違い(とあなたが思う箇所)を「指摘」するのではなく、興味を持って「確認」する姿勢であれば、まず不快に思われることはありません。

(もちろん「ストレートに指摘してもらった方が嬉しい」という人もいるでしょうが、それは信頼、尊敬に値する相手からのものであることが条件となる場合が多いでしょう) 

後者の場合、つまり「答えやアドバイスを求めて相談してきている相手」に対して、何の回答もせずに「聞き役に徹する」「肯定してあげる」を貫いてみても、薄っぺらくて頼りない男にしか思われません。

この場合は、相手のためになる気の利いたアドバイスができた方が良いでしょう。ただし、それも上から目線で伝えると響きません。

話を聴いて相手の論理を理解しよう

愚痴、相談いずれの場合でも、アドバイスをする際に重要なのは、まず相手の話を聴いて、その背後にある論理と構成要素を理解することです。

つまり「相手がなぜそのような結論に至ったのか」を熱心に理解しようとする姿勢が大切です。

この段階で「話をちゃんと聞いてくれる人」の印象が与えられ、「聞き役」として申し分ない評価が得られます。

相手の主張の論理がわかれば、自分の考えとの相違点がわかります。アドバイスを求められてるのであれば、どう違うのかを伝えます。

この際、上から目線で「(自分が正しいと思ってる)答え」を押し付けるのではなく、「◯◯ちゃんはつまりこういう考えだと思うんだけど、例えばこう考えてみたらどうなる?」のように、あくまで「確認」の姿勢で第三者の視点を伝えていきます。

よくやってしまうのは、相手の論理を理解しようとせず(あるいは理解した気になって)、上から目線で自分の論理を押し付けるようなアドバイスをしてしまうことです。

「自分は正しい、相手が間違ってる。だからその間違えを矯正してあげるのが相手のためになるんだ」という具合に。

これは私もよくやってしまいまうので自戒を含みますが、そのやり方が相手に受け入れられなければ自己満足にしかなりません。

相手の話をしっかり聴いて、相手の論理に寄り添うように別の論理を提示することは、相手に新しい目線を示すことになるので嫌がられることなく聞き入れてもらえることが多いのです。

まとめ

「めんどくせぇな!」という声が聞こえてきそうですね(笑)もちろん私もいつもこんな細かいことを考えながらコミュニケーションしているわけではありません。

相手の気持ちや考えを想像しながらコミュニケーションをとってきた結果、蓄積されたノウハウ(感覚)を言語化するとこうなってしまうということです。

「女性の悩み相談は聞き役に徹すればいい」と短絡的に結論付けるのではなく、それぞれの文脈にあった適切なコミュニケーションがとれるようになりましょう。

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