前回の記事「初対面の女の子との会話に困らない!たった一つのトークのコツ!」では、どのように会話をつなげれば、初対面の相手でも気まずい「間」を作らずに盛り上げられるのか、そのテクニックについて紹介しました。
簡単に言うと「今」から派生させて話題をつくるというテクニックです。これは相手との関係値によらず、常に使える汎用性の高いテクニックなので、これさえ覚えておけば相手が誰であれ、会話のネタに困ることはなくなります。
ただしトークをテンポよくつなげたり、気の利いた返しをする上では、ある程度の「共通知識」があった方がよいのは言うまでもありません。
その方が相手が興味を持ってくれて、会話の深まる話題を作りやすいからです。
今回は「女性との会話を盛り上げるために知っておくとよいネタ」と「そのネタをどのように話題にすれば会話を盛り上げられるのか」について説明します。
Table of Contents
女性との会話を盛り上げる3つのポイント
①女の子が好きなものを知る
集めるべきネタのフィルターは、「それは女の子が好きかどうか」です。
たとえばファッション、コスメ、グルメ、デートスポット、占い、旅行、歌、ドラマ、映画、タレント、キャラクター、マンガ、新しいモノなど。
ジャンルだけで言えば男性とかぶるものも多いですが、その中でも「女性に人気がある」「女性の間で流行になっている」ものにアンテナを張るようにしましょう。
SmartNewsやグノシー、antenna*といったニュースアプリで、女性向けのチャンネルやメディアをフォローしておくと、メジャーな情報はたいていチェックできるのでおすすめです。
大切なのは「女性の好むネタ」に興味を持ち、日常的に情報に触れる習慣を作ることです。ナンパやデートの前にだけ付け焼き刃で最近の情報をチェックするだけでは、会話を盛り上げられるだけのネタにはなりません。
②情報は広く浅くでOK!
女性の好む情報といっても、こうしたジャンルすべてについて深く知っている必要はありません。というかそれは時間のムダです。
目的は相手の会話に合せられるようになることなので、広く浅くで問題ないのです。
その程度について、わかりやすく全盛期のAKB48で例えましょう。
(※この記事を最初に書いたのが2013年なので、以下たとえが非常に古くなっておりますがご了承ください)
- レベル1:AKB48という名前と前田敦子くらいは知ってる。
- レベル2:総選挙1位から10位とヒットソングは知ってる。
- レベル3:メンバー全員の名前とアルバム曲まで知ってる。なんなら握手会行ったことある。
最近の例で言えば、昨年ブームになった「逃げ恥」だと、下記のような感じでしょうか。
- レベル1:ドラマは見てないけど、新垣結衣と星野源が出演してて、”恋ダンス”がブームになってることは知ってる。
- レベル2:ドラマは毎週チェック。歌は知ってるし、ダンスもサビ部分くらいは踊れる。
- レベル3:歌もダンスも完璧で、動画で撮ったことがあるレベル。ロケ地巡りもしている。
重要なのは、情報収集するにあたって「全てをレベル3まで知っておく必要はない」ということです。
女の子との会話を盛り上げるためだけに(話題を作りたいがために)、心からハマってるわけでもないドラマの歌とダンスを完璧に覚えたり、ロケ地巡りにまで行ったりするのは無駄な努力です。
「広く浅く」と言うのは、「女性の好きなものについて最低でもレベル1まで知っているものを増やしましょう」ということです。
レベル2まで知っていると、あなたの裁量で会話の幅をコントロールできるようになります。相手が食いつく話題作りがしやすくなりますので、勉強熱心な方は覚えておいて損はありません。
レベル3についてはナンパやモテのためではなく、純粋に自分が好きなモノやハマったこと、仕事で自然と身に付いた知識だけで十分です。
ナンパやモテのために、好きでもない情報をレベル3まで収集するのはただの暇人。そもそも話題にして披露する機会もあまりないので効率が悪いのです。
③ネタの扱い方に気を配る!
実はこれが一番重要なポイントです。集めたネタは自分の知識量を自慢するためではなく、相手との会話を盛り上げるために使うものです。
ネタの扱い方を誤ると、せっかくの「共通の話題」も、相手にとっては退屈な会話になってしまう場合があります。
注意すべきは、「相手の知識レベルに合せて話をする」ということ。
以下、相手の知識レベルによってどのようにトークを変えていけばいいのか、「LINE POP」をネタにしてシミュレーションしてみます。