
「社内の美人受付嬢にアプローチをかけてみる【前編】」では、社内の女性にアプローチをかける際に注意すべき点について紹介しました。
ポイントを端的に言うと、「誘う」ことに特別な意味を持たせないということです。
これはマイナビニュース連載の第8回でも触れましたが、デートの誘いに余計な意味付けをしてしまうと、断られる可能性や周囲に言い触らされる可能性が高まるからです。
「余計な意味付け」とはつまり「告白」の要素です。「あなたに恋愛対象として気があります」ということが、(自分の意図に関わらず)相手に感じとられる可能性がある誘い方をしてしまうと、両想いでない限りうまくいきません。
これを避ける方法は2つ。「誘うことが自然な関係になる」か「誘うことが特別視されないシチュエーションで誘う」かです。
前回紹介した「先輩の誕生日会をネタに誘う」は、前者への布石として後者を利用したパターン。
誘うことが自然な関係になれれば、それだけコミュニケーションを重ねているということですから、相手もあなたの意図が分からず困惑することがなくなり、いちいち周囲に触れ回る可能性は低くなります。
「でも、気になるなら気になるって伝わった方がいいんじゃないの? 自分の気持ちを隠してアプローチしても意味ないでしょ」と考える方もいるかもしれません。
これは一理ありますが、何もデートに「誘う」タイミングで悟られる必要のある感情ではありません。
デートを重ねれば自然と伝わりますし、伝えるタイミングも自分で選べるのです。一番避けたいのは、デートが実現する前に拡大解釈されて周囲に広められてしまうことです。
今回は誕生日ネタ以外で、どうすれば「誘うことが特別視されないシチュエーション」を生み出せるのかについて紹介します。
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ナンパトーク全貌
本日の登場人物
◆清楚系受付美女
◆20代前半
◆愛想よし
①不自然ではない接触回数を増やす
例えば私の場合、先輩と一緒に営業先に外出する際、1F受付前で待ち合わせをすることがよくありました。
この時、もう先輩が受付前を通りかかったかどうかって、純粋に気になる知っておきたい情報です。これを受付嬢にそれとなく聞きます。
これだけ。最初の内はムダな会話は一切しません。それをやると、受付嬢とコミュニケーションを取りたいからムリヤリ話すネタを見つけて話しかけたと思われかねないからです。不器用な人はよくこれをやって(自分では隠せているつもりでも)周りからあっさり見抜かれます。
あくまで誰の目に見ても尋ねることが自然で、尋ねる必要がある案件について「必要最低限の接触」を図ることがポイントです。
まぁ私は社内の相手に関しては超慎重派チキンなので、もっとスピーディにコトを運べる方はここで会話を展開して一気に距離を縮めてもいいと思います。
②徐々にフランクな会話に
こうして接触回数を増やして行くと、それだけで距離は少しずつ縮まって行きます。次第にフランクな物言いができる空気ができてきます。