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女性にモテたいなら「テクニック」よりも「センス」を磨くべき理由!

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男たちの「女性にモテたい」というニーズは普遍的で、巷では常に多くのモテ本やモテのテクニックが出回っています。

でも「これをやればモテる!」というテクニックをそのまま実践したとして、本当にモテるようになった人はどれくらいいるでしょうか?

本ブログでもテクニック系のエントリーはいくつも書いていますが、その際注意事項としていつも述べているのが「テクニックをそのまま流用してもモテるようにはなりませんよ」という点です。

どうして「モテるテクニック」は効果がない(あるいは逆効果になりうる)のでしょうか。

その理由は、モテるために必要なのは「テクニック」そのものではなく、その使い方を含めた「センス」にあるからです。

この「テクニック」と「センス」という視点において、非常に参考になるのがコチラの書籍。

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『ストーリーとしての競争戦略』がベストセラーとなった、経営学者の楠木建さんの著書です。

ナンパブログで経営についてのビジネス書(しかもハードカバー)を紹介しても興味もたれないかもしれませんが、本ブログで「モテる方法」を紹介するにあたって重視していることの意図が、本質的な視点から記されているので紹介したいと思います。

「センス」ってなに? 

センスとは「文脈に埋め込まれた、その人に固有の因果論理の総体」を意味している。平たくいえば、「引き出しの多さ」。優れた経営者はあらゆる文脈に対応した因果のロジックの引き出しを持っている。しかもいつ、どの引き出しを開けて、どのロジックを使うかという判断が的確、これもまたセンスである。経験の量と質、幅と深さが「引き出し能力」を形成する。

カタい文章で理解しづらいかもしれませんが、「センスとはその人に固有の因果論理の総体」というところがポイントです。

因果論理ーつまり「こうすればこうなる(だろう)」という引き出しの多さが、そのままセンスの良さにつながるということです。

恋愛の場面で言うと、「こういう状況では、こう言ってあげれば女性は喜ぶ」「女性からこう言われたら、こう返してあげれば喜ぶ」といった、因果論理の引き出しを多く持っている人は、恋愛センスがよく、女性からモテます。

逆に、こうした因果論理の引き出しがないのに断片的なテクニックのみを披露してみても、うまく機能しないことが多く、モテにつながりません。

モテない人が、モテのテクニックをそのまま実践してもモテるようにならない理由はここにあります。いつ、どのテクニックを使えば好印象を与えられるのかが分からない(あるいは間違っている)から逆効果になりうるのです。

とすれば、モテるために必要なのは「因果論理」の引き出しを増やすことです。

なぜ『渋ナン』はシミュレーション形式なのか?

ここで重要になるのが「文脈」という視点。

論理を獲得するための深みとか奥行きは「文脈」(の豊かさ)にかかっている。経営の論理は文脈のなかでしか理解できない。情報の断片を前後左右に広がる文脈のなかに置いて、初めて因果のロジックが見えてくる。

これは「経営」を「モテ」に変えてもそのまま当てはまります。モテの論理は文脈の中でしか理解できず、情報の断片(テクニック)だけを実践しても、有効に機能するとは限らないのです。

たとえば「女の子は顔よりも服装を褒めてあげると喜ぶ」というテクニックが、何の文脈的背景もなく紹介されていたとしたら、非モテにとっては何の価値もない情報です。

相手がどういうタイプで、どういう服装をしていて、自分とはどういう間柄なのか? といった文脈的な背景なしには、本当に喜ばれるかどうかは判断できないからです。

本ブログでシミュレーションを中心にテクニックを紹介している理由は、正にここにあります。

すべてのテクニックはそのときの文脈に依存しているため、文脈を含めて伝えないと、読者はその有効性の背後にある論理を理解することができません。

因果論理がつかめなければ、自分の文脈で活用することもできないのです。

どうやって因果論理の引き出しを増やすか?

先に述べたように、一番良いのは自身の体験でもって因果論理の引き出しを蓄積していくことです。実体験こそ一番リアルで、肌感覚として「こうすればこうなる」を体得することができるからです。

しかしセンスゼロの状態からいきなり身近な女性にアタックし続けるのは勇気のいることですし、失敗したときのダメージも大きいです。また、そもそも出会いが少ない人はこうした手法をとることも困難でしょう。

対策は2つあります。
 

①モテる人のそばで論理を見破る

1つ目は、センスが良い人(つまりモテる人)の側で、その人の思考・行動・発言・所作を見て、その背後にある論理を「見破る」ことです。

「見破る」というのは、その背後にある論理をつかむということだ。センスのいい人をただ漫然と観察したり真似するのではなく、なぜその人はそのときにそうするのか、「なぜ」をいちいち考える。これを繰り返すうちに、自分と比較してどう違うのか、自分だったらどうするか、と考えるようになる。自分との相対化が起こる。そうして自分の潜在的なセンスに気づき、センス磨きが始まる。疑似場数を踏むとはそういうことだ。

②文脈の豊かな書き物から論理を見破る

もう1つは、当ブログのように文脈を含めてテクニックを紹介している書き物から、その背後にある論理をつかむことです。

センスの良い人が近くにいない、あるいは頻繁に会える間柄にないという方は、この方法が最も現実的でしょう。

楠木さんの言葉を借りれば、書き物を読むことで「拡張された時間軸と空間軸の中に自己を位置づけ、そこから有用な因果論理をつかみ」出すことができます。

ちなみに文脈の豊かさという意味で「テラスハウス」は非常に参考になります。最近「Netflix」版のテラスハウスにハマっておりまして、特に「IN THE CITY」編 はやらせ臭が少なく、リアルな人間関係の文脈で恋愛テクニックの良し悪しやセンスの有無を学ぶことができます。

詳しくはnoteで書いたこちらの記事を参考にしてみてください。

 >恋愛ベタな人はNetflix版「テラスハウス」で勉強せよ!

最近話題になっているAmazonプライムビデオの「バチェラー・ジャパン」も、女性とのコミュニケーションを学ぶ上で参考になります。

バチェラーの久保さんは、25人の女性たちとコミュニケーションを取る上で、全員から好感をもってもらえるように(誰からも嫌われることのないように)言葉選びに非常に気を使っているような印象を受けます。
 
それでも、回が進むごとに隠しきれない本音の部分が言葉や表情の端々に出てくるようになっていて、それが女性から見抜かれたりするわけです。

「もし自分が同じ立場だったら、女性からこういう質問をされたときにどう答えるか?」「久保さんのこの対応は女性にとっては印象がよくないのでは?」のように想像することで、番組の文脈の中での恋愛コミュニケーションを学ぶことができるのです。

ちなみに個人的にお気に入りのメンバーは、「ゆきぽよ」こと木村有希さんと、現役大学生の蒼川愛さんさん。見ているだけで笑みがこぼれてしまうくらい極めて可愛いです(笑)

まとめ

世の中に散見される「モテるテクニック」を、そのまま実践してモテるようにはなりません。

そうしたテクニックを見つけたとき、「これはどんな文脈において効果を発揮しうるか?」と自分の経験に照らし合わせて見つめるクセをつけましょう。

そうしたシミュレーションの繰り返しによって、実践の場でも自然とセンスのいいコミュニケーションができるようになり、「モテ」につながっていきます。

尚、こちらの本はハードカバーなので、ライトに楠木さんの主張を理解したい方は、新書の『経営センスの論理』をオススメします。

それでは、次回もお楽しみに!

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