先日、友だちの女の子(27歳)から突然LINEが来まして、「いま渋谷にいるんだけど飲まない?」とお誘いを受けました。名前を「Aちゃん」としておきましょう。
普段だったらほとんど渋谷から出ない私ですが、その日は珍しく仕事で別の駅にいました。そのためあまり気が進まなかったものの、「先輩(30歳)と飲んでるんだけど、新しい出会いにどうかなと思って」とのことだったので、せっかく誘ってもらったしノリの良さを見せておくか、ということでOKしたんですね。
21時半くらいに渋谷に到着し、連絡を取り合って合流したところ、そこには30歳にはまったく見えない肌質で、身長が低めの可愛いらしい女の子がいました。
「うへぇ…紹介案件でこんな可愛い女の子連れてくるとは…」と驚く一方で、「なんでわざわざワシを呼んだんや…合コンでもないし、相手もワシみたいな非イケメンに全然興味なさそうやし、明らかにワシいない方がいいじゃないか」という違和感もありました。
しかも先方はさっきまで別のお店で飲み食いしていたので、お腹も空いていないし、明日も仕事ということでお酒をガンガン飲もうという空気でもありません。
まぁとりあえずふつーに飲みながら会話を楽しめればいっかと思い、週末の渋谷で予約なしでも入れそうなオシャレなお店として「balloballo」へお連れしました。
ちまちまとお酒を飲みつつ、私からいろいろと話を振るわけですが、友達の女の子(Aちゃん)の方は寝不足だったようで、眠気を我慢しながらぼーっとしている状況。いやほんと、何のためにわざわざ私を呼んだのかさっぱり理解できませんでした(笑)
私としても、相手がノリ気じゃない中で一方的にテンションを上げて場を回すほどの気力はなかったので、なんとなーく当たり障りのないことを聞きながら会話をつないでいたんですね。
そうした中で浮かんできた質問が、「さっきのお店で何の話してたの?」というもの。いわゆる「今」から派生する質問で、「今」のお店に来る前の2人の会話について聞こうと思ったのです。そうすれば眠そうなAちゃんも含めて、会話に巻き込むことができます。
とはいえ「さっきのお店で何の話してたの?」とそのまま聞いても、ざっくりしすぎていて答えづらいし、恐らく「仕事の話」とか「恋愛の話」のようにジャンルで返ってくる可能性が高いです。
仕事の話に興味はないので、恋愛トークについて掘り起こせるような質問をしようと考えました。
以下、そのときのやりとりです。
ROUND1
私:2人って先輩後輩には見えないくらい仲良さそうだよね。
先輩:そう、舐められてるんですよ、私(笑)
Aちゃん:いやいや、舐めてないですから!(笑)
私:でもそんなに仲良かったらお互いの恋愛事情とかも知ってるわけでしょ?
先輩:まぁ、そうだね。さっきのお店でも話したよね。
Aちゃん:そうですね(笑)
私:えーそれ聞きたいわぁ!
(一瞬、間ができる)
先輩:え、何、その振りでいきなり話せってこと?(笑)そんな聞き方で話し出したら私がめっちゃ話したいみたいじゃん。もっとうまく聞いてくれないと全然話す気にならないんですけど…(笑)
私:(えー何その反応くそめんどくさっ!!)いや、全然そんな振りのつもりじゃなかったんだけど(笑)、へたくそですみません。
先輩:「最近いい人いるの?」とか聞いてくれたら答えやすいけど、「その話聞きたいわー」って言われても、ねぇ(笑)私が勝手に話し出すのを待たれてもさ。
何たる屈辱。。私が普段ブログやnoteで偉そうに講釈垂れていることについて、「あんたもできてないよ」と真正面から言われた気分になりました。
いや確かに、一瞬間を作ってしまったから「えーそれ聞きたいわぁ!」が振りになって、「はいどうぞ、ご自由に話してください」って暗に言ってるように伝わってしまったかもしれませんよ。
でも初対面なのに、「そんな聞き方されても答える気しない」なんて棘のある言い方する必要ありますかね。。
「え〜まぁふつーだよね、最近好きな人いるのー?とか…」って繋いでくれれば、次の質問をすることだってできるし、そのあと話を深掘りしていくことだってできるじゃないですか。
ただ軽い気持ちでリアクションをしただけなのに、こんなに厳しい返し方されるとは思いませんでしたよ。ナンパした相手からもそんな言い方されたことないわ(笑)
この言葉で一気に質問する気力を失った私ですが、Aちゃんが眠たげにしている以上、私がシャットダウンしてしまっては気まずい沈黙が流れるだけです。
そこでAちゃんにも話を振って眠らせないようにするために、先日Aちゃんと執り行なった飲み会の話の方へ舵を切ることにしました。
合コンでお持ち帰りが成功する条件とは?しかしこれが、さらなる地雷を踏む結果に。