私はどちらかというと、誰かが企画した飲み会に参加するよりも、自分で企画することが多いタイプです。周囲から「企画して」とお願いされることも多いです。
私が企画するときには、あることを重要視しています。
それはグループ全体に声をかける前に、「最低限このメンバーが集まれば絶対に(自分が)楽しめる」というメンバーに、個別に声をかけて参加の確約をとっておくということです。
たとえば、そこまで仲良くない大学時代のサークルの友人A君から「久々にみんなで飲み会やろうよ、なべおつ企画してよ」と言われたとします。
それで「おっけーじゃあみんな聞いてみるね」と、いきなりグループLINEに「○月○日に飲み会やります! 来れる人は返事ください!」と投げてしまう人、結構多いと思うんですよね。
でも、それで参加してくれる人がそこまで仲良くない人ばかりだったとしたらどうでしょう…?
幹事にはお店の予約や人数の確認、スケジュールの調整など、簡単に見えてめんどくさい役割が結構あります。自分が好きでやっているのなら大した作業ではありませんが、「やらされ仕事」になると途端にめんどくさくなり、「なんでワシがこんなことせなあかんのや…」とイライラしてしまったりするわけです。
誰かからお願いされた案件で、自分がノリ気になれないメンツしか集まらないと、まさに「やらされ仕事」感がMAXになります。
もちろん企画者本人に求心力があれば、「この人の企画なら行く!」となるので、仲の良い人も含め、みんなが参加してくれるかもしれません。しかしスケジュールが合わずに来られない可能性というのは多分にあります。
候補日AとBがあって、メンツ的にはAの方がいいけど、人数的にはBの方が多いとなってしまったら、Bを優先せざるを得なくなるケースもあるでしょう。これが一番ツライところ。
こうした状況に陥らないようにするためにも、事前に一部メンバーの確約をとってから、全員に連絡を入れることが重要です。
それは自分が来てほしい人だったり、「この人がいればみんな参加したがるだろう」という中心人物を先に押さえておくと言うことです。
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飲み会の参加人数を参加率を上げる方法
事前に人気メンバーを押さえる
実は、これは全体の参加率を上げるためにも有効です。
求心力のある中心人物が多く参加するほど、その周囲の人達も参加しようという気になるからです。
たとえば学生時代のサークルやバイト先、社会人になってから仲良くなったグループなど、久しぶりに会うグループからお誘いをいただくことがありますよね。
こうした集まりは、人数が多い分、自分が参加するかどうかは、仲の良い友達が参加するかどうかにかかっていると考える人がほとんどだと思います。
そのためみんなが牽制し合ってしまい、早い段階で参加意向を示す人が少なく、LINEの反応がないまま、直前まで参加者が全然増えないという状況に陥りやすいのです。
あなたが幹事としてグループLINEに同窓会の連絡をしたとき、みんなからなかなか返事がもらえずにもどかしい思いをしたことはありませんか?
自分は善意で企画していて、みんな喜んで反応してくれるかと思いきや、返事をくれたのはあまり仲良くなかった子や、ちょっと地味でクラスの中心にはいなかったメンバーが数人…なんてことはよくあります。
これはみんな忙しくて見れていないわけではなくて、「参加者がある程度確定するまで様子を見よう」と考えて、みんながみんな牽制し合っているからなのです。(特にイケメンや美女、盛り上げ上手なメンバーが参加者に入っているかどうかは、全体の参加率を大きく左右します)
そして私の経験上、即レスしてくれる人は(恐縮ながら)そうした求心力があるメンバーではない場合が多いんですね。つまり「この人が来るなら私もいく!」という波が起きない人ばかりなのです。
「参加するかどうかは、メンバーによる」「誰々が来るなら行きたい(来ないなら行かない)」というのは、誰にとっても本音の部分では感じていることでしょう。
にも関わらず、多くの幹事はそうした「本音」に対する配慮をしておらず、最低限の舞台を整えていないままいきなり「募集」を始めてしまいます。
これは幹事も参加者もどちらも不幸になるパターンだと私は思います。
具体的にどうすればいいの?
では、どうすればいいのか?